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FileMaker Pro 7 / FileMaker Developer 7

FileMaker Pro 7 と FileMaker Developer 7 がいよいよ発売された。スケールアップしたFileMaker Pro ファミリ製品を紹介する。

  2004年5月 日本において待望のFileMaker Pro 7 と FileMaker Developer 7 が同時に発売された。 今回のバージョンアップでは、データベースファイルの最大サイズが8TB(テラバイト)にまで拡大したほか、1つのデータベースファイル内において、複数のテーブルを管理しテーブル間でリレーションを行うことができるようになった。また、1フィールドに投入できるデータ量 もテキストタイプであれば2GB(ギガバイト)まで、グラフィックやムービーなどのオブジェクトデータであれば4GBまで可能になり、さらに1テーブルごとに6京4,000兆ものレコードを作成することができるようになった。ほかにも注目すべき新機能が盛りだくさんだ。レコード数などは、とても現実的な数値とはいえないが、これらの数字を見ただけでも、FileMaker Pro のスケールが大きくなったことがうかがえる。 ここでは、FileMaker Pro 7 からできるようになった、うれしい機能をいくつか紹介しよう。

 

リレーションシップグラフ

  これは、テーブルとテーブルの間で定義されたリレーション構造を視覚的にわかりやすく表現する機能で、リレーションのキーどうしを線で結ぶことでファイル間のリレーション構造を表現している。リレーションの定義を行うときもこの機能を使用する。リレーションの定義は、リレーションを定義したいテーブルのキーからもう一方のテーブルのキーへマウスをドラッグすることで行うという、簡単な方法になっている。また、リレーションのキーに対して「=」「>」「<」など条件設定なども行える。例えば、「TableA::Date < TableB::Date」というリレーションを定義してあるとき、TableAのDateが「2003.12.31」であった場合、TableB側でリレーショナルにより関連レコードとなるのは、2004.1.1以上の日付を持つレコードになる。

 

オブジェクトフィールドにファイルを取り込む

  以前のバージョンでは、オブジェクトフィールドといえば、グラフィックやサウンドをデータベースに取り込むため使用していたが、FileMaker Pro 7 のオブジェクトフィールドはだいぶ様子が違う。なんと、PDFやEXCELなどのファイルをそのままオブジェクトフィールドに保存できるようになったのだ。取り込む方法は、オブジェクトフィールドを選択した状態で、「挿入」メニューから「ファイル...」を実行。ファイルの挿入ダイアログで目的のファイルを選択するだけと、とても簡単になっている。もちろん取り込んだファイルは、取り込む前のファイル名、ファイル形式でエクスポートすることができる。

  この機能を使えば、デジタル素材、プログラム、PDF化した書類など大量 のファイルを管理することができるようになる。

 

カスタム関数(Developerだけの機能)

  FileMaker Developer 7には、カスタム関数を定義する機能が追加された。この機能は利用者独自の処理を行う関数をあらかじめ作成しておき、スクリプトや計算式でそのカスタム関数使用できるというものだ。 例えば、次のような計算式を含むカスタム関数「age」定義します。(◆は式の始めと終わり。実際の式には不要)

◆Year(Get ( 日付 ))-Year(birthday)-(Get ( 日付 ) < Date ( Month(birthday) ; Day(birthday) ; Year(Get ( 日付 ))))◆

   このカスタム関数は、引数として与えられた「birthday」に含まれる値を元に、本日現在の年齢を計算するというものになっている。 このカスタム関数を使用する場合、計算式では「age(誕生日)」と記述する。この例では「誕生日」はフィールドで、生年月日が入力されているものとすると、カスタム関数「age()」は年齢返すことになる。 このように、よく使用する計算式などはカスタム関数として定義しておくことで、それぞれ計算フィールド、あるいはスクリプトにおいて、カスタム関数を使い回すことができるようになる。

  その他にも紹介しきれないほどの新機能が備わったFileMaker Pro 7 と FileMaker Developer 7だが、この夏に発売された FileMaker Server 7とFileMaker Server 7 Advanced で、クライアントサーバ、カスタムWeb公開が行えるようになる。 こちらも気になる機能満載だ(近日特集予定)。

 

[2004/11/15]
[有限会社ジェネコム 高岡幸生]

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